tomopinのブログ

ジャンク好き。おもちゃ好き。二人の孫はもっと好き。

20系客車5種類

久々に中古車を入手したのでご紹介したいと思います。

最後の中古車購入および書き込みからかなりひさびさになります。

 

またも懲りずにKATO3桁番号の室内灯未対応車です。20系客車5両です。3000円です。どうですか、高いでしょうか、安いでしょうか。買う予定なかったのに台数と値段に引かれて思わずポチ。

写真ではよくわかりませんでしたが、届いてみるとどれもすごくきれいな個体ばかりです。ワクワク。こう言うのに当たると本当に幸せ~~。

20系客車5種類
形式は下写真参考

20系客車5種、ご尊顔
左から、505カニ21
504ナハネフ23
506ナロネ21
番号無記載(508ナハネ20)
509ナハフ20です。
番号のないやつは商品番号508ナハネ20-126です。しかしまだ何か足りない
そうです、507番ナシ20食堂車がありません。これは探さねば。ワクワク。

いやー、うっとりです。「ようこそいらっしゃいました」て感じです。

あいも変わらず、またしても室内灯未対応の車種です。何故か惹かれる室内灯未対応車。ウキウキ。

車輪は金属製ですが、電極関係は一切ありません。ヘッドライト、テールライトもありません。

あまりに車体がきれいなので、室内灯をつけるかどうか、ちょっと迷っているところです。仮にやるにしても「車体には無傷」が絶対必要条件、あとネジネジはちょっと避けて通りたいところ。最初から理想的なカプラーがついてるので、台車交換もしません。

 

こうなると引っ張るやつも揃えなければ、ということで、EF65-1000。これは電気もつくし、動力もバッチリの旧式個体です。すごくきれいなのに1600円でした。安くないですか。全く傷なし、不具合なしです。

前からウチにいるEF65-500(左)と並んで撮影。

EF65
左が以前よりウチにいるEF65-500,右が今回新たに参入したEF65-1000。
どちらも前照灯バッチリ、走行バッチリ、ほとんど傷なしでよい車両です。

EF65ご尊顔
左は前からウチにいるEF65-500、右が今回新たに参入したEF65-1000。
どちらも3桁番号ですが、前照灯点灯する動力車です。
正面玄関の乗降口が大きな見た目の違いでしょうか。
か、かっちょええ!!!
走るときのノイズがまた痺れます。ぐい~ん。か~、この音、しびれます。
カニ前照灯は1000の方が明るい感じです。

あ、ちなみに同じ3桁番号のEF65-500でも前照灯が全くないもの、追加すら不可能なものも存在するので、中古品で購入する人は商品説明に要注意です。恐らく、この302の箱は点灯しない個体の箱だろうと思います。中古で買ったのでちょっと不明です。

 

おっと、かっちょええEF65はとりあえずおいといて、今回の話題はこの旧式電極非対応の20系客車5両、どうしましょうかねえ。。しばし思案中です。

と、思っていろいろ弄ってみたところ、これ、完全に接着されているのでは、と思うほどがっちりくっついていて取り付くしまもありません。

参ったな、本体が全く分解できません。どの車両も全部でした。

ちょっと残念ですが、ちょっとホッとしてます。

あと、床下は505カニは505と刻印された床下ですが、その他4両全て506と刻印された床下で構造も全て同じです。そういうもんですか。

20系客車の床下2種
左が505,右が506、左の505以外はみな506の床下となっております。
いずれも本体にガッチリ接着されており、分解できません。

今回購入した20系車両は全車両、全くバラしができませんでした。

というわけで、無理に分解はせず、このまま楽しみたいと思います。

本体のガッチリさは前回のヨ6000と同じ状況です。

 

と、ここで終わってもつまらないので、想定していた車軸用集電板の自作案の設計図をご紹介します。といってもKATOオリジナルの集電板のサイズそのものです。

今回は出番はありませんでしたが、これを容易に作成できればネジネジは不要となります。横棒の真ん中の「+」付近に極細リード線(長さ5cm以上)をハンダ付けします。腕に覚えのある方、どうぞ。

自作車軸用集電板(軸幅14mm)


ちなみに、オリジナルの電極の銅板は厚さが0.4mmありますが、もともと集電板がついてない台車にとりつけるには0.4mm銅板を2個挟み込むのは難しいと思われます。厚さ0.1mmか0.2mmで作成しないと多分入らないと思います。そもそもの作業が困難です。機械でなく手作業であれば0.1mmが限界と思います。次の最大のネックは車軸が当たる部分の凹み出っ張りをいかにしてつけるか、につきます。ポンチかな。これ完全な丸穴でもいいかもですね。サイズによりますが。


とはいえ、車体が開かなければ絵に書いた餅となってしまいました。残念。

どなたかの成功報告をお待ちしております。

 

カニ21

おーっとー!505カニ21弄っていたら突然屋根が外れましたっ!!!

KATO 505カニ21の分解1
ホロの窓の部分からピンセットで屋根を押し上げて隙間を作り、
そこからピックを挟んで屋根が外れました。
ちなみに、このよく見るネジでない台車の留め具、
「中心ピン」という商品名だそうです。外れやすくなってきたら交換もありかも。

左右3箇所ずつの爪でガッチリ引っかかっていたようです。

ホロの部分からピンセットを突っ込んで、屋根を少し持ち上げるようにすると、本体との間にわずかに隙間ができます。ここにまた、ピックのようなものを差し込んでずらしていきます。ひっかかったところで爪を外すべく努力します。これを丁寧に3箇所ずつ、左右で繰り返します。そうすれば簡単に屋根が外れます。

よる年波で屋根から外すのすっかり失念してましたわ。キハ20やオハ12系で複数台やったばかりだというのに。トホホ。どうも最初にやったTOMY TECHの横浜市電横浜市営地下鉄の方が強く頭に残っているようです。ボケはじめでしょうか。

中を見ると床下は左右2箇所ずつ床板の爪で噛んでいるようです。接着剤など痕跡もありません。これはこれは。

では床下を外してみるとしますか。。。

ガラス窓下部に噛んでいる黒い爪を外すと、簡単にバラバラになってしまいました。

KATO 505カニ21の分解2
ガラス板下部にかかっている床下の黒い爪を外してやると。。。。
簡単にバラバラになってしまいました。こうなればこっちのもんじゃ焼き
座席は全く見当たりません。運転席は全く別室となっています。

これはこれは。

ヨ6000もこの方式ですかねえ。あとで試してみよう。

ここまでくれば、もう室内灯はついたも同然。白色にするか、電球色にするか、高密度にするか、通常密度にするか。内寸はこのカニ21では10cmで足りそうですが、他の車輌は外寸で13cmぐらいありそうです。なので高密度10cmと12.5cmにします。白色か電球色か。悩む。どちらにしても夜行列車に高密度はちょと眩しいかも。

あと、屋根裏が湾曲しているので、テープLEDの貼り付けに一工夫が必要です。

と、ここまでバラしてみたのですが、まだ集電板は設計段階でできていません。この状態のまま、しばらくは集電板の制作にとりかかるとします。

 

・・・・・・・・・。

 

やってみたら、やっぱり手作業では厚さ0.2mmの銅板では全く不可能でした。サイズが小さすぎます。次は厚さ0.1mmで再挑戦!

集電板ができたらまた以後の工程についてご報告いたします。

乞うご期待!

 

蛇足;室内灯非対応車両のための材料類。

非対応の車両を無理やり室内灯装備にしたい方のためのあると便利な部品類、材料類をご紹介します。中には参考例のための非常に高価なものも含まれますのでご注意ください。ポチは自己責任でお願いします。

 

・車輪

室内灯未対応の車両では殆どが両車軸端が短絡しているため、軸先端で集電するKATOの純正部品も含めて、この車輪のまま使うとショートします。そのような場合には車輪の交換が必要となります。

車輪には通常のものの他に「車軸短」というものがあります。大抵の場合は「車軸短」と書いていない通常のものが合うと思います。購入の際には十分注意です。

8個(通常は2両分)入って、黒と銀色があります。

・銀色

・黒

 

 

・T車用集電板(参考部品)

 決しておすすめはしませんが、KATOの室内灯対応の車両では台車の集電板にほとんどこれを使用しています。

台車と車輪の間にかませるものです。突起で通電させるので台車と床下に円弧状の穴を開ける必要があります。大変面倒です。というか、ほとんど不可能に近い。というか、何この悪意に満ちたお値段。

このブログではネジネジで済ませてきましたが、どうもいまいちちょっとめんどくさい。ということで現在、これに限りなく近いものを作ろうとしています。イマココ。

 

・台車を固定する「中心ビス」

台車を止めるビスを紛失したら、あるいは台車が外れやすいと感じたら。。。

 

・床下集電板バネ(参考部品)

KATO車両で床下で車輪と室内灯側からの電極を接続する電極部品。

Amazonで唯一見つかったこのパーツが全部の車両に合うわけではありません。車両によっていくつか異なるタイプがあったと思います。

これはまたこんなお値段。トホホです。これも室内灯非対応の車両には必要な部品ですが、いくらなんでもこれはもう高すぎ新作。この部分は前にご紹介した両面導電性の銅箔テープでの代用が花丸大吉です。

あと必要なのはタミヤのパイピングケーブルもしくは極細リード線と既出の両面導電性銅箔テープでしょうか。スマホタブレット修理用の幅の狭い両面テープもあるとかなり重宝します。

 

・極細両面テープの例

こんなのとか、滅多に使わないので普段は邪魔にはなりますがあると重宝します。

幅が1mm, 2mm, 3mmの3本セットになったものです。そこそこの粘着力があります。

今回の湾曲屋根裏へのテープLEDの貼り付けにはこいつが大活躍すること間違いなしです。あとはウェイトの固定とか、ガラス窓板のズレ防止用とか。リード線や電極の固定用とか。いろいろ。一種類でいいかもしれません。

 

関係ないですが、iPadなんてタッチパネルと本体の間はこういうやつで止めてあるだけなんですね。この間必要に迫られてバラしてみてちょっと驚き。もうかなり古いiPad mini3、ガラス割って修理やに持っていったら、「修理出すくらいなら新しく中古を買ったほうが安いですよ」と修理やのお兄ちゃんにすすめられ、「おっしゃ」と自分で部品取り寄せ、交換試みたところ、前より余計酷く壊してしまった今日この頃です。ホントに最初から中古を買った方が安くついたんですわー。と前置きは長くなりましたが、そのときに使ったのが、この1mmのやつです。結果的には修理失敗でしたが、こいつはしっかり働いてくれました。ちょっと虚しいんですが。