さて、本日は先日のキハ20T車(602)の室内灯設置の続きです。
先日は、車輪の軸に片側の電流が来てることがわかり、汎用の交換用車軸に交換したところまででした。
これに付け替えたのでした。
で、ワイヤーも4cmだと短すぎたので、6cmに付け替えてやり直し。
数分後。
ま、あとはバネ型の部分がもう少し車輪側に突っ張るように直線部分をうまく変形させて仕上げ。
黒板は「-」型の突起が飛び出ている方をとりあえず左側に持ってきます。
この配置であれば灰色の板は個室になっているトイレが向かって右側です。
さらに、オレンジ色の本体は、向かって右側端の運転手用のドアの直ぐ隣にある小さい小窓の位置がトイレの位置になります。
テープLEDからのリード線を通す隙間のある方(向かって左側)はとりあえず置いといて、反対側の台車からのリード線先端を細かく切った銅箔テープを軽く半田付けしておくと作業がしやすくなります。で、線を通した穴の直ぐそばにある黒板のへこみに貼り付け、リード線ごと畳み込んでさらにその上から銅箔テープで固定します。
床板の導電テープは幅6mmのものに張り直し。
向かって左側の台車からのリード線の先端にも銅箔テープを半田付けしておくといいと思いますが、他の線と合体させるので、かさばってしまいます。なので、ここは銅箔テープは半田付けしません。ブリッジダイオード側からのリード線と一緒に半田付けしても構いませんが、ちょっと作業的にも手順的にも高度な技術が必要です。ここは単純に銅箔テープでまとめて貼り付ける案でも可かと思います。
次は光源側です。
まずはブリッジダイオードの足に0.4mmのリード線を半田付け。
4本全部につけますが、床板とつなぐ極性のない方の足には少し長めの5cm長です。
両側とも半田付けが終わるとこんな感じです。
足を延ばしたのは極性のない方ですが、どちらでも構わないかと思います。半田付けが職人レベルなら、全くいじらないで昆虫型のまま接続した方が最良です。
極性のない方の足には銅箔テープを細かく切ったもの、極性のある方は極性を合わせてテープLEDに半田付け。
左側の台車からきているリード線を向かって左側の黒板の窪みに畳み込んで接着。ブリッジダイオードの足からきているリード線に半田付けした銅箔テープをそこに仮止め。
ここでとりあえず位置確認のため、床板を合わせてみます。まだ貼りません。
ブリッジダイオードの足から出ているリード線の間に灰色の床板を通して黒板に合体してみます。
いい感じ。で、一旦灰色の床板を外して、今度はオレンジの車体と合体が先ですが、その前に、オレンジの車体にガラス窓板を両面テープでオレンジ車体の所定の位置へ、とりあえず落ちないように接着しておきます。仮止めした銅箔テープは半田付けと仮止めで粘着力が下がっていますので、新しい銅箔テープ片を重ねて張り付けておきます。
その上でオレンジの車体を黒板にはめ込みます。ガラス窓がないとぷかぷかしてうまくはまりません。ガラス窓はこの時点でオレンジの車体にくっついている方がやりやすいです。小さい破片程度の両面テープでOK。
オレンジ色の本体と黒板の取り付けは、黒板前後の端部にある爪をオレンジ側の灰色のくぼみに差し込んでから(少したわませないと入りません)、横の窓ガラスのくぼみに黒板からの爪を絡ませると合体します。若干狭くて苦労しますが、はまるとカチンといっていい感じ。
これでようやく光源と接続できます。
ブリッジダイオードからのリード線を向かって左側台車からきているリード線と合わせて黒い台車のへこみ部分に集中的に畳み込んで、また両面導電性銅箔テープでしっかり固定。
この段階でようやく灰色の床板を黒板の上に装着します。
ここで一旦、点灯試験、やってみますか。
おおお、ムラのない、端から端まで行きわたるいい感じ。
灰色の床板はリード線の間を通して黒板から出ている爪に引っかけるように組みます。
リード線は灰色の床板の唯一の隙間(左右両側)から出てくるように持ってきます。
ではテープLEDの裏の裏紙を剥がして、屋根裏に張り付け。
上の写真に示す通り、この車体は内径12.5cmピッタリで、ブリッジダイオードを収めるスペースがありません。なので、今回はテープLEDからリード線でブリッジダイオードに繋いだわけです。プラプラしますので、スティック糊かなんかで適当にどっかに張り付けておけばおっけー。
あとは屋根をカパッとはめて終了。
で、点灯試験です。
おぎゃ~、すてきっ!
さえぎるものが何もなく、完璧!
いうことなし!
ええわあ~~。
ぱちぱちぱちぱち。
トイレは少し暗いですが、太古の昔からトイレの電球は20Wと相場が決まっとります。尚佳。
いや~~、大変でしたわ~~。
車輪の交換と車輪ネジネジとリード線の半田付け。
できればもうやりたくない作業ですが、これ以外に良い方法が思いつかないので、他の2両も、モチベーションの高い時にでもやっておくとします。
ああ~~、マスキングテープで減光忘れたな~。まあいいや。
ちなみに、6002-2の方は車軸が両車輪から完全に絶縁されているので、車輪の交換の必要はありませんでした。あとの手順は今回のものと全く同じです。
キハユニの方は元気が出てきたらまたその時に開いてみます。車軸はそのままで大丈夫そうです。
ではまた。