tomopinのブログ

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極細リード線用コネクタ

昨日の今日ですが、非常に面白い工作部品を見つけたのでご紹介します。

抜き差しの可能な極細リード線用の極細コネクタを探してたところ、以下のようなものをみつけました。

「2.54mm デュポンジャンパ線ケーブルハウジング ピンコネクタターミナル」

で、実際に試してみたところ、予想外の満足感が得られたのでご紹介いたします。

一般的な正式名称は上でよいのかどうか、ちょっと不明ですが、Amazonでは上のように紹介されています。デュポンが固有名詞なのかが不明。

カバーも一緒にご紹介です。1本用から数本用まで、様々なカバーがあります。とりあえず1本用と2本用の両方をポチしてみました。

このカバーで使えるリード線は外径でΦ1.5mm程度が限界ですが、細い方はΦ0.5mmでもいけます。

カバーなしであればΦ2.5mm程度まで使えそうです。この場合には適度なサイズの熱収縮チューブで絶縁保護すると良さそうです。

2.54mmデュポンジャンパ線ケーブルハウジング ピンコネクタターミナル
コネクタオスメスとカバー2種
手前の銀色がコネクタのメスとオス
その奥は1ピン毎のカバー、
一番奥は2ピンまとめてカバー
カバーはオスメス共用です。

オスコネクターピンが約2cm、メスコネクターピンは約1cmです。合体させるとコネクタ同士では2cm強ですが、カバーをつけると全長は約3cmとなります。

コネクタピンにはリード線を抑える腕がオスメスどちらも2個所あって、根本の方でリード線の外装ごと押さえつけ、より内側の抑えでは、被覆を剥がしたリード線の導線と通電させるように押さえつけます。結構技術を要します。

オスメス間には引っ掛かりはないので、理論的には引っ張ると抜けてしまいますが、摩擦が大きく、そんなに簡単には抜けません。最初は挿入にものすごい力がいります。

とにかくかさばりません。Nゲージの車体にも組み込めそうです。いろいろ使い道がありそうです。

オスもメスもカバー装着前であれば、通常のKATO車の床板のビス穴を簡単に抜けられます。改良版床板集電板等に使えそうです。ハンダ付けすれば済む話ですが、これであれば屋根に照明を貼り付けたまま車体の完全分離も可能です。また、再利用が可能となります。いいねえ。

 

KATO車床板のビス穴と比較
カバー装着前であれば簡単に通り抜けます。
カバー付けると通りません。

さっそく、自作極性変換スイッチのオス側を付け替えてみました。メス側はRFコントローラーからくるのでそのままです。この大きさの違い!。

極性変換スイッチのオス側を付け替えてみた
このサイズの違いはすごいっ!
しかも。。。。

カバーには1本用と2本まとめて用の2種類があり、2本まとめての方はなんと、TomixのDCフィーダーにピッタリ合います。これが一番言いたかったことです。。

TomixのDCフィーダー(メス)と合体
2本用はサイズはピッタリですが、
相方のメスよりは若干抜けやすいです。
でもオススメできる程度の摩擦力はあります。

こちらはオリジナルのメスよりも穴が広いので、若干抜けやすいですが、それでも簡単には抜けません。それよりももとの2.5mmジャックと比べると省スペース効果絶大です。

うちは車体はKATO、線路はTomixなので、KATOのフィーダはどうかちょっとわかりませんが、どうでしょうか。

もっと早く気がつけばよかったです。

ただし、最初はコネクタへのリード線の装着にはかなりの熟練を要します。専用の工具を使っても線とコネクタを両方固定したまま工具を操作するので、かなり難しい作業です。

むしろ慣れてくれば普通のラジオペンチを使うと実に簡単です。

ハンダ付けするとコネクタの袖が曲がらなくなるので、よっぽど腕に自信がない限りはハンダは使わない方が無難です。が、Φ0.5mm程度の極細リード線の場合には極少量のハンダがほしいところです。というか、あったほうが無難です。

これとΦ0.6~1mm程度の熱収縮チューブがあれば、極細のリード線でもオッケー。

既にご存知の方も多いかと思いますが、ちょっと久々の目からウロコだったのでご紹介しました。

 

・国内発送のオスメスセットもの。

オスメス揃って100セット国内最速配送では700円弱ですが、海外からの配送ではオスメス別でそれぞれ300円未満であるようです。そんなに長くはかかりません。だいたい1週間以内程度です。

・オスのみ100個。

・メスのみ200個。

カバーの方は上のどれかのリンクを開くと下に関連商品として、多種多様、多数紹介されています。

以上、目からウロコシリーズ最新情報でした。