久々のメルカリでEF66と旧型客車3両をポチってしまいました。全部で2200円て安くないですか。EF66一台分でもいいかと。
なんか、いい感じです。
まずはEF66のご紹介から。
パンタグラフが台のみ、番号は擦れて消えていますが、初めてのEF66にしては健全です。
この車両のパンタグラフを調べてみるとPS22Bとなっていますが、KATOのPS22Bは差し込み突起2本が横向き、この車両は進行方向向きなので、手持ちのPS22を使います。
ひっくりがえすとこうです。
中に室内灯の効果のあるスペースもなさそうなことから、これもEF65同様、特にいじらず。前照灯はどちら側も点灯、動力問題なし。
では次旧型客車の方。
まずはオハニ36、向かって右側が旅客用、左側が貨物用のようです。
ではさっそく例のごとく、開いてみますか。
さっそくテープLEDにブリッジダイオードDB107をはんだ付けしてL字銅板を電極用に使用します。
ふむふむ。
いいかんじです。テールランプ付きということは割りと新しいのでしょうか。車体はかなり古そうです。
では、次、スハフ42。
それでは幌の穴から天井を持ち上げます。そろーり。
おえ?なななんと、簡単にはずれてしまいました。ガラス板は本体に張り付いたままです。特に床板の爪が破損しているわけでもありません。揃っています。
不可解ですが、まあいいか。
それでは最後の番号なしに行きます。(多分スハフ42)
番号はありませんが、どうみても造作はスハフ42と同じです。が、テールランプはありません。
黒い床板の爪4箇所でガッチリ掴まれている窓ガラスをそろーりと左右両方外し。
窓ガラスさえ外れればあとは容易にバラけてきます。決して黒い4箇所の爪を折らないように、要注意です。
と、思ったら、1本欠損してましたわ~~~。左下。
これはおそらく通電不良不可避です。
集電板の固定が極めて不安定で、今にも接触しそう。
とにかくいつものように前後の集電板を銅箔テープで接続しました。これでやや安定しました。
片方の台車の車輪は予想どおり、先端同士が導通していました。危ない、あぶない。
で、この上におもりを乗っけて。
で、先端導通している集電未対応の台車に対応すべく、車輪を交換し、手持ちの台車集電板を探してみると、この一連の車両の台車の車軸間隔は新幹線なみの16mmでした。
幸い、20系の時に間違って買った16mm幅の台車があったので、これごと交換。
商品番号5133-1D「スハ43台車TR47」とありました。名前かすってるーと思ってよく見ると外観が全く一緒。これはもう奇跡というより他ありません。
ひとつは最初からついているものを使用し、もう一方だけ交換します。
・・・・・・・・・。
結局、L字銅板式はスペースの都合で挿入できず、リード線付き銅箔テープ式で一度組んでは見たものの、接触が悪く、上から押さないと点灯しません。
どうも床板集電板の表面が著しく絶縁性皮膜で覆われているようで、テスターを当ててもウントもすんともいいません。多少被覆ハギしましたが、なんか、納得いかずです。
なので、もう一度バラして一方の台車集電板に直接加工です。
台車集電板からテープLEDまで点状の接触物なし。直接接続です。
今回は黒い床板の爪が一箇所折れていたのもあるのですが、それよりも(りん青?)銅の床板集電板の絶縁体被膜が通電不良を引き起こしていたのが最も大きな原因のようでした。古い車両にはよくあります。車輪も同様です。古い車輪はゴシゴシするより交換した方が早いです。
やはり総合的にみて、この番号不明車はより製造時期の古いスハフ42のようです。歴史的にも構造解析的にもとても貴重です。いとおしい。
ハードものはとかくお金がかかるので、次回はソフトな話題にしたいと思います。